
参画企業による各界の専門領域に関わる研究をご紹介!
最高のコンディションと、パフォーマンスを発揮するために必要なこととは!?
働き方改革で課題を抱える企業担当者が多数来場
『PLAYERS DAY いいはたらくってなんだろう。の日』が大盛況!
FROM PLAYERSでは、8月8日にイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAでイベント『PLAYERS DAY いいはたらくってなんだろう。の日』を開催しました。
第一部では、働き手の視点を大切にしながら働き方改革に取り組む企業、株式会社CRAZY 乾 将豪氏(経営企画室 採用責任者)、全日本空輸株式会社 高野 弘樹氏(人財戦略室 人事部 ANA‘s Way推進チームリーダー)、株式会社電通 日比 昭道氏(第3CRプラニング局 コミュニケーションプランナー)という3名の方をお招きしてパネルディスカッションを行い、日本人のビジネスパーソンのパフォーマンスを引き出すためのヒントを探りました。
第二部では、参加者の方々とFROM PLAYERS参画企業メンバーがグループごとに働き方の課題を共有、その具体的な解決策について考えるワークショップを実施。
今回は、そのワークショップの模様をご紹介します!
「働き方改革」が薦められている現代社会において、皆さんは、いいはたらくってなんだろう?と考えたことはあるでしょうか?
”いいはたらく”とは、すべての人がイキイキと働けていい仕事ができることです。
では、皆さん「ご自身」や「周りの人」はいかがでしょう?ワークショップでは参加者が身近な課題を持ち寄りながら、どうしたら日本のビジネスパーソンが自分の能力をもっと発揮できるようになるのか一緒に考えました。
グループごとにFROM PLAYERS参画企業メンバーが1名付き、仕事のパフォーマンスを発揮する上で、「課題と感じること」、「その解決策」について話し合いました。
コミュニケーションを取り易い様々な環境で対話も弾む
型にはまらないコミュニケーション環境、手法で、新たな解決策を見出す
各グループから出た意見(課題)をカテゴリーに分類し集計しました。特に課題として多く挙がっていたのは、「コミュニケーション不足」「社員の仕事への意識の低さ」「過度な業務量」「マネージャーのスキル不足」といったものでした。
時間的制約が厳しくなる中で、いかにコミュニケーションを戦略的にデザインするか?
今、日本企業の多くは、働き方改革の目玉として労働時間の削減に力を入れて取り組んでいます。
業務の効率化は無駄を省き、社員の意識改革をもたらす一方、業務時間における”余白”を許さない職場雰囲気を生み、結果的に雑談や偶発的なコミュニケーションを減少させているかもしれません。
運動会を復活させたり、オフィスではキッチンスペースを設ける企業などが出始めていますが、職場のソーシャルな繋がりをつくるための一層の工夫が求められるでしょう。
ビジネスパーソンに求められるアスリート化
自己のパフォーマンスはコンディション(体調)にも大きく左右されます。働き手は、企業側が整えた制度や環境を上手に活用し、アスリートの様にコンディションをセルフコントロールしながら、より高いパフォーマンスを維持するスキルを身につけていくべきです。
これは、いわゆる“意識高い系”の人だけでなく、すべてのビジネスパーソンが身につけていくべき重要な素養であり、企業内での取り組みに留まらず、社会的な風潮として拡げていかなければいけません。
現場マネージャーの限界?
特化型マネージャーの設置を真剣に検討すべき
現場マネージャーに求められる役割は、業務目標の管理にとどまらず、時代とともに増加しています。マネジャースキルの向上が求められる一方で、マネージャーへの負担増やモチベーション低下を懸念する企業も増えています。
社員やチームのコンディションサポートをはじめとして、マルチロール化したマネージャーの役割を分解し、それぞれの役割に特化したマネージャー職を設置することを、企業は真剣に検討すべきではないでしょうか。
ワークショップ参加者とFROM PLAYERS参画メンバーが一緒になって、様々な設えの中で、あるグループでは突然立ち上がってストレッチを始めたり、またあるグループは卓球を始めたりと、色々な工夫をしてワークの成果を出そうとしていました。
終始和やかで笑顔溢れる雰囲気の中で開催され、あっという間の90分でした。
企業横断型プロジェクト「FROM PLAYERS」では、“いいはたらくとは何か?”をテーマに、研究、実践、支援、啓蒙などの活動を行っています。
- ワークショップの内容をもっと詳しく知りたい。
- 自社の働き方改革の課題を把握したい。
- 最適な施策の打ち方が分からない。
- 課題抽出~分析~施策立案~実行までワンストップで見て欲しい
- 共同研究をしたい
- こんな活動をしてほしい
などのご要望やご意見ございましたら、下記お問合せフォームよりご連絡ください。

高原 良
